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おくりびと -限界の力強さ-

2009.05.09 15:36|遊-私づくり
みなさまからお薦めされた「おくりびと」
ようやく観る事ができました。
DVDでしたが巨大スクリーンでいい音声でひとりゆっくり
楽しむという大変贅沢な環境をいただいたおかげで
たっぷり大笑いして、ボロボロに泣けました~

納棺士をテーマにした作品に出演したいと思っていたという
主演の本木君の思いが、彼の演技のすべてから伝わってきました。
美しく、ぬかりなく、チェロの音色のように豊かに。

化粧が施されゆく亡き人を見守る遺族の思い
火葬場で棺に点火された瞬間に壊れたように叫ぶ遺族の姿
それはその当時の自分には感じられなかったのだけど
今ならはっきり共鳴する過去の様々なシーンを思い起こさせました。

もうひとつの世界への旅立ちの門を静かに形作る職業の人々は
その門を美しい流れに従ってそっと揺るぎなく閉じることで
遺族の引きずる思いを淡々と次のステップへといざなう・・・
その「儀式」は様々な民族の他の儀式同様、「気」がこもっている。

DVDだったので特典映像で「おくりびとのおくりびとたち」のインタビューや
撮影シーンの紹介があったのですが、音楽を担当されている久石譲さんの
この言葉が映画を見たあとの放心状態の私に活をいれてくれました。

「20数曲をチェロだけで作るのは大変ですが楽しくてたまらない事でした。
バイオリンで高い音を出すのは簡単だけれども、低い音が得意なチェロで
ぎりぎりの所で出す高い音はとても力のある悲鳴のような音になる。
それがたまらなくいいんです。」

自分の事に置き換えてみて面白いなと思いました。

つい「これは苦手だから」「このくらいで」と得意、好きな事を
今できる範囲内でやって、それが精いっぱいに感じている事が多い。
でも幾度かそれを超えざるを得ない状況に追い込まれて
無我夢中でやってみた時、自分の中に新たな力を感じられる。

限界に挑戦するというのは言葉にするほど簡単じゃない。
そんな事は本来生き物は好きじゃないと思う(笑)。
だけどそれが本当に好きなことなら、
本当に誰かの力になりたいのなら、
自分を変化させてみたいのなら、
ぎりぎりの所から湧きおこる音色を奏でたらいい。
それは力強く美しいはず。

おくりびとに送られる日まで、そんな風に生きていきたいものだと
本木君の真摯な演技を見ながら改めて思わされました。

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洋子(吉田/江藤)

Author:洋子(吉田/江藤)
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アルファワイズテクノ株式会社
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◇Personal
二児の母・愛犬はコーギー
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